この画面は、G16Yの説明文、注記/索引を表示しています。

1.このサブクラスはモノがその内部状態またはその外部環境から情報を探知および収集することを可能にし,およびこれらのモノをインターネットに直接的にまたは間接的に接続することを可能にする技術が組み込まれた物体(“モノ”)の相互ネットワーキングを包含する。ここで情報はモノまたは他の機器,例.サーバー,により処理され,モノ,他のモノまたは他の機器に出力される。
―“インターネットに直接的に接続する”とはモノがインターネット上の通信に使われる,インターネットアドレス空間のネットワークアドレスを持つことを意味する。
―“インターネットに間接的に接続する”とはモノがプロキシデバイスに接続し,プロキシデバイスがインターネットアドレス空間のネットワークアドレスを持ち,モノの代わりにインターネット上で通信することを意味する。
―インターネットアドレス空間のネットワークアドレスはインターネットのデバイスを固有に識別するアドレスである。
2.このサブクラスは以下のものを包含しない:
―単なる監視,例.監視カメラ,または単なる制御,例.遠隔制御装置
―汎用の計算機および通信機器,例.コンピュータまたは電話機
3.このサブクラスは,このサブクラスの分類記号と他のサブクラスからの分類記号とを組み合わせることにより,IoTに関連する主題事項の補完的なサーチを可能とすることを意図している。したがって,このサブクラスは,IPCの他の場所にも完全にまたは部分的に包含されているかもしれないIoT(例.検出またはナビゲーション)の特徴を包含する。
4.このサブクラスは,主題事項が他の分類箇所において既にそれ自体として分類されており,IoTの観点を含むときに,その主題事項を義務的に補足的に分類するためのものである。
5.このサブクラスの分類記号は,特許文献に付与されるとき,先頭には掲載されない。
6.このサブクラスが導入された時点では体系的な再分類はなされていない。このサブクラスの分類記号を用いてサーチを行う場合は,2020年より前に公表された多くの文書がサブクラスG16Yに分類されていないことに注意するべきである。