この画面は、D04Hの説明文、注記/索引を表示しています。

(1)このサブクラスにおいては,下記の用語または表現は以下に示す意味で用いる:
―“不織布”は,セクションDの他のサブクラスで準備された紡績糸,より糸またはフィラメントの織成,編成,組成,レース製造または製網とは異った操作からなる方法によって全部または一部の繊維原料で形成された布帛を意味する。この表現はフェルト,コットンウールおよび詰め物を包含する;
―“繊維”は比較的短く,細長い天然または人造の物質よりなるものを意味する;[2014.01]
―“フィラメント”はエンドレスまたは準エンドレスで,細長い天然または人造の物質よりなるものを意味する;[2014.01]
―“糸”は繊維の単一の集合体を意味し,通常紡績によって製造される;[2014.01]
―“より糸”は糸またはフィラメントの集合体を意味し,通常加ねんによって製造される;[2014.01]
―“合成”繊維またはフィラメントはポリマーまたは低分子を合成させたものから製造される繊維またはフィラメントまたは類似物を意味する。例は,ポリアミド,アクリル,ポリエステルまたは炭素繊維である;[2014.01]
―“人工”繊維またはフィラメントは天然ポリマーまたはその派生物から人が製造した繊維またはフィラメントまたは類似物を意味する。例は,再生セルロース繊維または半合成繊維である;[2014.01]
―“人造”繊維またはフィラメントは人が製造した繊維またはフィラメントを意味し,“合成”繊維または“人工”繊維を含む。[2014.01]
(2)このサブクラスにおいては:
―不織布のいくつかは,サブクラスB32Bの意味内で“積層体”とみなすこともでき,そこに記載されている前書きおよび説明にしたがってそのサブクラスの中においてさらに分類(further classification)を考慮すべきである。
―不織布の製造が,たとえば繊維,フィラメントまたは糸の処理または接着のために特別な化合物または組成物の使用を含む場合には,他の適切なサブクラスへのさらなる分類(further classification)を考慮すべきである。
(3)繊維またはより糸と,化合物または組成物との割合を変えることにより,最終製品は紙,厚紙,皮革またはその他の同様な外観をもつことができる。
不織布の類形と構造上の特徴;その製造装置と製造方法
短繊維から;長繊維から;短繊維と長繊維との混合物から 1/00;3/00;5/00
パイル布 11/00
その他の不織布 13/00
フエルト製造装置;ニードリング機械 17/00;18/00