この画面は、C09Dの説明文、注記/索引を表示しています。

(1)このサブクラスにおいては,下記の用語は以下に示す意味で用いる:
―“物質のコーティング組成物としての使用”は,公知または新規な重合体または製品の使用を指す。
―“ゴム”とは,以下のものを包含する。
(a)天然または共役ジエンゴム
(b)ゴム一般(天然または共役ジエンゴム以外の特定のゴムについては,このような高分子化合物に基くコーティング組成物が分類されるグループを参照);
―“基づく”とは,下記注(3)で定義される。
―“パテ”とは,コーティングに先立って基質の穴またはくぼみをふさぎ表面を滑らかにするために使用される物質である。[5]
(2)このサブクラスにおいては,特定の有機高分子物質を含むコーティング組成物はその有機高分子物質のみに従って分類され,非高分子物質は考慮されない。例:ポリエテンとアミノプロピルトリメトキシランを含有するコーティング組成物はグループ123/06に分類される。
ただし,少なくとも1つの重合体炭素―炭素不飽和結合を有する有機非高分子化合物と,グループ159/00~187/00の不飽和重合体以外の初期重合体または重合体との組合せを含むコーティング組成物は,その不飽和非高分子成分に従って,グループ4/00に分類される。
例:ポリエテンとスチレンモノマーを含有するコーティング組成物はグループ4/00に分類される。
コーティング組成物の物理的性質または生じる効果は,グループ5/00に定義されるように,明確に述べられているならば,このサブクラスにも分類される。
その他の特色,例.添加剤,に特徴のあるコーティング組成物は,特定の高分子成分が指定されない限り,グループ7/00に分類される。[5]
(3)このサブクラスにおいては,2種以上の高分子成分から成るコーティング組成物は,その組成物の基礎となっているところの最も高い比率で含まれる高分子成分に従って分類される。組成物が同じ比率で含まれる2種以上の成分に基づく場合,その組成物はこれらの成分それぞれに従って分類される。
例:ポリエテン80部に対しポリ塩化ビニル20部を含有するコーティング用組成物はグループ123/06に分類される。ポリエテン40部に対しポリ塩化ビニル40部を含有するコーティング用組成物はグループ123/06および127/06に分類される。[5]
コーティング組成物,例.ペンキ,ワニス,ラッカー
無機物に基づくもの 1/00
有機分子に基づくもの 101/00~201/00
少なくとも1つの重合性炭素―炭素不飽和結合をもつ有機非高分子化合物に基づくもの 4/00
物理的性質または生ずる効果,パテとしての使用を含む 5/00
その他の特色 7/00
インキ 11/00
木材ステイン 15/00
塗料除去剤またはインク消し 9/00
修正液 10/00
着色または捺染用ペーストまたは固体
鉛筆の芯;クレヨン組成物;白墨組成物 13/00
顔料ペースト 17/00