C07C | 非環式化合物または炭素環式化合物(高分子化合物C08;電気分解または電気泳動法による有機化合物の製造C25B3/00,C25B7/00) |
(1)このサブクラスにおいては,下記の用語は以下に示す意味で用いる: ―“架橋”とは,オルト,ペリ,スピロ以外の少なくとも1個の結合の存在を意味する; ―少なくとも1個の環原子を共有する2個の環は“縮合している”,すなわち“スピロ”および“架橋”は縮合しているものとみなす; ―“縮合環系”とは,すべての環が相互に縮合している環系のことである; ―縮合環系の“環の数”とは,当該の環系を1個の非環式鎖に変換するのに必要な切断の数に等しい; ―“キノン”とは,6員芳香環,もしくは6員芳香環からなる系(縮合していてもしていなくてもよい)を含有する化合物から誘導された化合物で,それは6員芳香環の2個または4個の∋CH基を>C=O基で置換し,さらにこれに対応してそれぞれ1個または2個の炭素―炭素二重結合を取り除き,炭素―酸素二重結合を含めて交互二重結合を有する環または環系を与えるように残りの炭素―炭素二重結合を再配置するものである;これは,アセナフトキノンおよびカンフアーキノンはキノンとみなされないということを意味する。[5] (2)サブクラスC07CからC07Kに適用するラストプレイス優先ルールを規定するクラスC07に続くクラス注(3)に注意すること。[8] (3)化合物の治療活性は,サブクラスA61Pにさらに分類する。[7] (4)このサブクラスに分類するとき,クロマトグラフィーに関係する一般分野の主題事項に関する限り,グループB01D15/08にも分類する。[8] (5)このサブクラスにおいては,ラストプレイス優先ルールが適用される,すなわち各階層レベルにおいて相反する指示がない限り,プロセスはこのサブクラス内の最後の適切な箇所に分類する。[3] (6)このサブクラスにおいては,相反する指示がない限り,“第4アンモニウム化合物”は,対応する非4級窒素化合物として分類する。[5] (7)グループC07C1/00~C07C71/00およびC07C401/00~C07C409/00の化合物の分類については,他の指示またはC07C69/00におけるC07C69/712のように細展開から絶対的に誘導される場合を除いて[5] ―化合物は分子全体を考慮して分類する(rule of the “whole molecule approach”=“分子全体によるアプローチ”の規則); ―化合物は互いに多重結合で結合された炭素原子を含有しないとき,飽和であるとみなされる; ―化合物は互いに多重結合で結合された炭素原子(6員芳香環を含む)を含有するとき,不飽和であるとみなされる。 (8)グループC07C201/00~C07C395/00の化合物,すなわち,官能基が“ラストプレイスルール”に従って決定された後の分類付与については,その化合物を下記の法則に従って分類する: ―化合物は官能基が結合している炭素原子の性質に従って分類する; ―炭素骨格とは,カルボキシル基の炭素原子を除く1個の炭素原子または互いに結合した炭素原子から成る一本の鎖である;炭素骨格は炭素以外の原子またはカルボキシル基の炭素原子との結合ごとに終結するものとみなす; ―分子がいくつかの官能基を含有するときは,最初に決定された炭素骨格と同じ炭素骨格に結合している官能基のみについて検討する。 ―炭素骨格は,互いに多重結合によって結合する炭素原子を包含しないとき,飽和であるとみなされる。 ―炭素骨格は,互いに多重結合によって結合する炭素原子(6員芳香環を含む)を含有するとき,不飽和であるとみなされる。[5] | |
炭素および水素のみを含有する化合物 製造 1/00,2/00,4/00,5/00,6/00 精製,分離,安定化 7/00 化合物 脂肪族 9/00,11/00 環式脂肪族;芳香族 13/00,15/00 炭素およびハロゲンを含有し水素を有するかまたは有しない化合物 製造 17/00 化合物 脂肪族 19/00,21/00 環式脂肪族,芳香族 22/00,23/00,25/00 炭素および酸素を含有し水素またはハロゲンを有するかまたは有しない化合物 製造 2クラス以上の含酸素化合物の同時製法 27/00 アルコール;フェノール 29/00;37/00 エーテルまたはアセタール;オキソ化合物 41/00;45/00 キノン 46/00 カルボン酸,その塩または酸無水物 51/00 カルボン酸エステル 67/00 炭酸エステルまたはハロぎ酸エステル 68/00 化合物 脂肪族的に結合したOH基をもつもの 31/00,33/00 環式脂肪族的に結合したOH基をもつもの 35/00 芳香族的に結合したOH基をもつもの 39/00 エーテル類,アセタール,オルトエステル;アルデヒド;ケトン 43/00;47/00;49/00 キノン 50/00 カルボン酸 非環式 53/00,55/00,57/00,59/00 環式 61/00,62/00,63/00,65/00,66/00 エステル 69/00,71/00 炭素および窒素を含有し水素,ハロゲンまたは酸素を有するかまたは有しない化合物 製造 アミン 209/00 ヒドロキシアミン,アミノエーテル,またはアミノエステル 213/00 アミノアルデヒド,アミノケトン,アミノキノン 221/00 アミノカルボン酸 227/00 カルボン酸のアミド 231/00 カルボン酸のニトリル 253/00 ヒドラジンの誘導体 241/00 炭素―窒素二重結合を含有する化合物,例.イミン,ヒドラゾン,イソシアナート 249/00,263/00 カルバミン酸の誘導体 269/00 尿素または誘導体 273/00 グアニジンまたは誘導体 277/00 ニトロまたはニトロソ化合物,または硝酸もしくは亜硝酸のエステル 201/00 化合物 炭素,または炭素と水素,に結合した窒素をもつもの アミン 211/00 ヒドロキシアミン;アミノエーテル;アミノエステル 215/00,217/00,219/00 アミノアルデヒド,アミノケトン,アミノキノン 223/00,225/00 アミノカルボン酸 229/00 カルボン酸のアミド 233/00,235/00,237/00 1個以上の炭素―窒素二重結合を含有する化合物,例.イミン 251/00 カルボン酸のニトリル 255/00 アミジン,イミノエーテル 257/00 ヒドロキサム酸 259/00 シアン酸またはイソシアン酸の誘導体 261/00,265/00 カルボジイミド 267/00 カルバミン酸 271/00 尿素 275/00 グアニジン 279/00 ハロゲンに結合している窒素をもつもの 239/00 酸素に結合している窒素をもつもの ニトロまたはニトロソ化合物 205/00,207/00 亜硝酸エステルまたは硝酸エステル 203/00 ヒドロキシルアミン 239/00 オキシム 251/00 他の窒素に結合している窒素をもつもの ヒドラジン,ヒドラジド 243/00 セミカルバジン酸エステル,セミカルバジド 281/00 アゾ化合物,ジアゾ化合物 245/00 ヒドラゾン,ヒドラジジン 251/00,257/00 セミカルバゾン 281/00 N―ニトロまたはN―ニトロソ化合物 243/00 相互結合している3個の窒素原子鎖を含有するもの トリアジン 245/00 アジド 247/00 窒素を含有するその他の化合物 291/00 硫黄,セレンもしくはテルルとともに炭素を含有し水素,ハロゲン,酸素もしくは窒素を有するかまたは有しない化合物 製造 硫酸またはスルホン酸の誘導体 303/00 メルカプタン,チオフェノール,スルフィドまたはポリスルフイド 319/00 スルホンまたはスルホキシド 315/00 化合物 酸素に結合している硫黄をもつもの 亜硫酸または硫酸のエステル 301/00,305/00 スルホン酸または誘導体 309/00 スルフェン酸またはスルフィン酸,または誘導体 313/00 スルホン,スルホキシド 317/00 炭素に結合している硫黄をもつもの メルカプタン,チオフェノール,スルフィドまたはポリスルフィド 321/00,323/00 チオアルデヒド,チオケトン 325/00 チオカルボン酸または誘導体 327/00 チオ炭酸または誘導体 329/00 チオシアナートまたはイソチオシアナート 331/00 チオカルバミン酸または誘導体 333/00 チオ尿素 335/00 チオセミカルバジドまたはチオセミカルバゾン 337/00 窒素に結合している硫黄をもつもの スルホン酸アミド 311/00 スルフェン酸アミド,スルフィン酸アミド,スルフェニルカルバマートまたはスルフェニル尿素 313/00 硫酸のアミド 307/00 硫黄を含有するその他の化合物 381/00 セレンを含有する化合物 391/00 テルルを含有する化合物 395/00 コレステロールの照射産物 401/00 少なくとも4個の炭素原子を有する不飽和側鎖をもつシクロヘキサンまたはシクロヘキセンの誘導体 403/00 プロスタグランジンまたは誘導体 405/00 過酸化物;パーオキシ酸 製造 407/00 化合物 409/00 |
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